世界ではじめて市販された,セレン光電池の出力を利用した電気露出計は,1932年に発売されたWESTON model 617であるとされる。これを改良して横長のボディになった製品が,model 650である。セレン光電池の受光部は,ダイアルの裏側(背面側)にある。ダイアルに示されているフィルムの感度は,独自のWESTONスケールのものである。model 650にはいくつかのバリエーションがあり,ここに紹介するモデルはフィルム感度の目盛が「64まで」であることから,スモールポインタの初期モデルであると判断できる。(*1)
WESTON Universal model 650, No.7152432
測光種類
反射光式
電源
不要
発売
1935年
*1 Weston All The Meters - and Chronology
→http://www.westonmeter.org.uk/Chronology.html
世界ではじめて市販された,セレン光電池の出力を利用した電気露出計は,1932年に発売されたWESTON model 617であるとされる。これを改良して横長のボディになった製品が,model 650である。セレン光電池の受光部は,ダイアルの裏側(背面側)にある。ダイアルに示されているフィルムの感度は,独自のWESTONスケールのものである。model 650にはいくつかのバリエーションがあり,ここに紹介するモデルはフィルム感度の目盛が「64まで」であることから,スモールポインタの初期モデルであると判断できる。(*1)
*1 Weston All The Meters - and Chronology
→http://www.westonmeter.org.uk/Chronology.html