初代ピカイチ (Nikon L35AD)の後継機にあたる,フルオートコンパクトカメラである。初代ピカイチは,ぱっと見た目には平凡なフルオートコンパクトカメラであるが,「4群5枚構成レンズ」「+2EVの露出補正」「46mm径フィルタネジ」など目立たないところにも力を入れて,まさに「満を持して」登場したカメラであった。ただ,そのような「凝ったつくり」は,マニア層には受けがよくても,一般の消費者に対して強くアピールするものではなかったのかもしれない。モデルチェンジしたこの「Newピカイチ」では,搭載されるレンズのスペックは,3群4枚構成の平凡なものに変更された。一方,「DXコードへの対応」「レンズカバーを内蔵しキャップレス化」など,使いやすさへの改良がなされている。また,最短撮影距離が0.7mにあらためられた。これは,初代ピカイチにくらべて短縮されたが,0.7mではまだ物足りないものがある。もっとも,パララクスの問題があるので,マニア層ではないユーザを対象にした場合は,これくらいにとどめておくのが無難なのかもしれない。
周辺減光が見られるが,問題となるレベルではないだろう。
線の細い描写をするという印象である。
このカメラ用には,専用のカブセ式フィルタが用意されていた。ニコンのほかの製品と同じような色の箱におさめられている。
初代ピカイチ (Nikon L35AD)の後継機にあたる,フルオートコンパクトカメラである。初代ピカイチは,ぱっと見た目には平凡なフルオートコンパクトカメラであるが,「4群5枚構成レンズ」「+2EVの露出補正」「46mm径フィルタネジ」など目立たないところにも力を入れて,まさに「満を持して」登場したカメラであった。ただ,そのような「凝ったつくり」は,マニア層には受けがよくても,一般の消費者に対して強くアピールするものではなかったのかもしれない。モデルチェンジしたこの「Newピカイチ」では,搭載されるレンズのスペックは,3群4枚構成の平凡なものに変更された。一方,「DXコードへの対応」「レンズカバーを内蔵しキャップレス化」など,使いやすさへの改良がなされている。また,最短撮影距離が0.7mにあらためられた。これは,初代ピカイチにくらべて短縮されたが,0.7mではまだ物足りないものがある。もっとも,パララクスの問題があるので,マニア層ではないユーザを対象にした場合は,これくらいにとどめておくのが無難なのかもしれない。
Nikon L35AD2 (Nikon LENS 35mm F2.8), JX100
周辺減光が見られるが,問題となるレベルではないだろう。
Nikon L35AD2 (Nikon LENS 35mm F2.8), JX100
線の細い描写をするという印象である。
このカメラ用には,専用のカブセ式フィルタが用意されていた。ニコンのほかの製品と同じような色の箱におさめられている。