1985年に発売されたオートフォーカス一眼レフカメラMINOLTA α-7000は,多数のオートフォーカス用レンズが用意されていたことが大きな特徴であった。それ以前にも,オートフォーカス機能を利用できる一眼レフカメラは何種類も発売されていたが,オートフォーカス撮影に対応するレンズが,ごくわずかしか用意されていないものばかりだったのである。その後,各社からオートフォーカス一眼レフカメラが発売される。いわゆる交換レンズメーカーも,それらに対応したオートフォーカス用レンズをラインアップさせていった。
シグマの状況について,日本カメラショー「カメラ総合カタログ」を参照すると,vol.87(1986年9月発行)では,オートフォーカス用レンズのラインアップは35-135mm F3.5-4.5と75-300mm F4.5-5.6の2本だけである。対応するマウントについては記載がない。
vol.91(1988年3月発行)では,オートフォーカス用のレンズとしては11本がラインアップされている(マニュアルフォーカス用レンズをオートフォーカスで使うための「x1.6 AF multi converter」を含む)。あわせて,どのメーカーのオートフォーカスに対応しているかの表がある。ラインアップ中の何本かは,最大で5つのメーカーのオートフォーカスに対応していた。その5つのメーカーは,ミノルタ,オリンパス,ニコン,ペンタックス,京セラである。
vol.93(1988年9月発行)を見ると,対応するメーカーに,キヤノンも含まれるようになっていた。
AF 70-210mm F4-5.6は,直進式の比較的コンパクトな望遠ズームレンズである。このころのオートフォーカスレンズではよくある,窓のなかで距離目盛が見えるようになっている外見をもつ。日本カメラショー「カメラ総合カタログ」vol.91で掲載があるが,このとき対応しているメーカーは,ミノルタだけであった。vol.93ではミノルタとニコンに対応するようになり,vol.94(1989年3月発行)ではさらに,ペンタックス,京セラ,キヤノンにも対応するようになっている。
1985年に発売されたオートフォーカス一眼レフカメラMINOLTA α-7000は,多数のオートフォーカス用レンズが用意されていたことが大きな特徴であった。それ以前にも,オートフォーカス機能を利用できる一眼レフカメラは何種類も発売されていたが,オートフォーカス撮影に対応するレンズが,ごくわずかしか用意されていないものばかりだったのである。その後,各社からオートフォーカス一眼レフカメラが発売される。いわゆる交換レンズメーカーも,それらに対応したオートフォーカス用レンズをラインアップさせていった。
シグマの状況について,日本カメラショー「カメラ総合カタログ」を参照すると,vol.87(1986年9月発行)では,オートフォーカス用レンズのラインアップは35-135mm F3.5-4.5と75-300mm F4.5-5.6の2本だけである。対応するマウントについては記載がない。
vol.91(1988年3月発行)では,オートフォーカス用のレンズとしては11本がラインアップされている(マニュアルフォーカス用レンズをオートフォーカスで使うための「x1.6 AF multi converter」を含む)。あわせて,どのメーカーのオートフォーカスに対応しているかの表がある。ラインアップ中の何本かは,最大で5つのメーカーのオートフォーカスに対応していた。その5つのメーカーは,ミノルタ,オリンパス,ニコン,ペンタックス,京セラである。
vol.93(1988年9月発行)を見ると,対応するメーカーに,キヤノンも含まれるようになっていた。
AF 70-210mm F4-5.6は,直進式の比較的コンパクトな望遠ズームレンズである。このころのオートフォーカスレンズではよくある,窓のなかで距離目盛が見えるようになっている外見をもつ。日本カメラショー「カメラ総合カタログ」vol.91で掲載があるが,このとき対応しているメーカーは,ミノルタだけであった。vol.93ではミノルタとニコンに対応するようになり,vol.94(1989年3月発行)ではさらに,ペンタックス,京セラ,キヤノンにも対応するようになっている。
ほかのシグマ製レンズと同様に,Canon EOSのデジタル一眼レフカメラ(ごく初期のものを除く)では,正常に使用することができない。