ミノルタ

AF 75-300mm F4-5.6

MINOLTA / AF 75-300mm F4-5.6

 1985年に,オートフォーカス一眼レフカメラMINOLTA α-7000が発売された。このカメラの大きな特徴として,それ以前のオートフォーカス一眼レフカメラとは異なり,システムとして多数のオートフォーカス用レンズが用意されていたことがある。
 日本カメラショー「カメラ総合カタログ」で,MINOLTA α-7000がはじめて掲載されたのは,vol.83(1985年4月)である。このとき同時に掲載されていたオートフォーカス用レンズのラインアップは,7本の単焦点レンズ(24mm F2.8,28mm F2.8,50mm F1.4,50mm F1.7,Macro 50mm F2.8,135mm F2.8,300mm F2.8)と,5本のズームレンズ(28-85mm F3.5-4.5,28-135mm F4-4.5,35-70mm F4,35-105mm F3.5-4.5,70-210mm F4)というものだった。24mmから300o(それも,サンニッパ),F1.4という大口径の50oレンズ,接写用レンズ,そして各種のズームレンズが,はじめから用意されていたのである。このことは,MINOLTA α-7000が大ヒット商品になった大きな要因の1つであると考えられる。
 つづく,vol.84(1985年8月)ではレンズのラインアップに変化は見られないが,翌年のvol.85(1986年2月)では,カメラボディの上位モデルとしてMINOLTA α-9000が追加されるとともに,レンズのラインアップも拡充されている。このときに追加されたレンズの1つが,このAF 75-300mm F4-5.6である。このほか,単焦点レンズの600mm F4も追加されている。

MINOLTA AF 75-300mm F4-5.6, No.16601905
焦点距離75-300mm 口径比4-5.6
レンズ構成?群?枚
マウントミノルタα
発売1986年ころ