1999年11月に発売された。撮像素子は200万画素級のデジタルカメラである。搭載されたレンズは2倍ズームレンズで,広角側ではライカ判のカメラで38mmレンズを使ったときに相当する範囲が写り,望遠側では76mmレンズを使ったときに相当する範囲が写ることになっている。また,最短撮影距離は通常の状態でも0.3mで,不用意に被写体に接近しても問題なくピントがあうのは,ストレスにならなくてよい。 この当時のニコンのコンパクトデジタルカメラとしては,半年ほど先の1999年3月に発売された,Nikon Coolpix 950という機種が有名である。レンズ部分が回転するスイバル機構をもち,搭載されたレンズはNIKKORを名乗っていて画質の評価も高く,ボディの外装には金属が用いられていたことも含めて,全体にかなりよい評判を集めていた。Nikon Coolpix 800は,それにくらべると評判をあまり聞かない,地味な機種である。
スペックの面では,ごく平凡なカメラであるといえるが,初期のオートフォーカス一眼レフカメラによくセットになっていた,35-70mmの標準ズームレンズと同じような感覚で使えると考えればよさそうである。つまり,平凡ながら,使い勝手のよいところにまとまっている。
200万画素機であるが,撮った画像はよく解像しているように感じられる。色の具合に,妙な癖は感じられない。
1999年11月に発売された。撮像素子は200万画素級のデジタルカメラである。搭載されたレンズは2倍ズームレンズで,広角側ではライカ判のカメラで38mmレンズを使ったときに相当する範囲が写り,望遠側では76mmレンズを使ったときに相当する範囲が写ることになっている。また,最短撮影距離は通常の状態でも0.3mで,不用意に被写体に接近しても問題なくピントがあうのは,ストレスにならなくてよい。
この当時のニコンのコンパクトデジタルカメラとしては,半年ほど先の1999年3月に発売された,Nikon Coolpix 950という機種が有名である。レンズ部分が回転するスイバル機構をもち,搭載されたレンズはNIKKORを名乗っていて画質の評価も高く,ボディの外装には金属が用いられていたことも含めて,全体にかなりよい評判を集めていた。Nikon Coolpix 800は,それにくらべると評判をあまり聞かない,地味な機種である。
(マクロモード時はレンズ前約7cm〜)
MF 45ステップ
スペックの面では,ごく平凡なカメラであるといえるが,初期のオートフォーカス一眼レフカメラによくセットになっていた,35-70mmの標準ズームレンズと同じような感覚で使えると考えればよさそうである。つまり,平凡ながら,使い勝手のよいところにまとまっている。
Nikon COOLPIX 800, ZOOM NIKKOR LENS 7〜14mm F3.5〜4.8
200万画素機であるが,撮った画像はよく解像しているように感じられる。色の具合に,妙な癖は感じられない。