ポラロイド

ジョイカム ヒッパレー

Polaroid / JOYCAM Hippare

 画面サイズ73mm×55mmの「ポラロイド ジョイカム95フィルム」を使用するインスタントカメラである。このフィルムを使う最初のカメラは,小型一眼レフカメラであるポラロイド「ジョイカム」(1994年)であった。「JOYCAMヒッパレー」は,このフィルムを使うカメラの廉価版として1999年に登場した。なお,「ジョイカム」は3群4枚構成レンズ,赤外線オートフォーカス,プログラムシャッターを搭載して,メーカー希望小売価格は29800円。一方,「JOYCAMヒッパレー」は1群1枚レンズ,固定焦点,自動露出で,メーカー希望小売価格は2480円と,非常に安いカメラに生まれ変わったといえる。

Polaroid JOYCAM Hippare, Body No. ---
撮影レンズ1群1枚 92mm F14.6
シャッター速度1/10〜1/250 フラッシュ時1/500
ピント調節固定焦点 1m〜∞
内蔵フラッシュ有効範囲1.0〜2.5m
使用フィルムジョイカム95/500フィルム(自動現像式),感度ISO600 (製造・販売終了)
発売1998年6月