ペンタックス

ズーム70R

PENTAX / ZOOM70-R

 フルオートのコンパクトカメラで,はじめてズームレンズを内蔵して市販されたカメラは,1986年12月に発売されたPENTAX Zoom70であるとされている。ここで紹介するPENTAX Zoom 70Rは,1991年に発売されたものである。内蔵されたズームレンズは35mmから70mmのもので,ズーム動作をすると背面の液晶ディスプレイに焦点距離が表示されるようになっている(手をはなすと,表示はすぐに消える)。B(バルブモード)や多重露光,連写などの機能もあり,それらの状態も,液晶ディスプレイに表示される。

PENTAX ZOOM70R, Body No.4440354
撮影レンズPENTAX Zoom LENS 35mm F3.5〜70mm F6.7 6群7枚
露出調節プログラムAE
ピント調節赤外線アクティブAF
1m〜∞,マクロ時0.6m〜1m
内蔵フラッシュ自動発光,日中シンクロ,発光禁止可能電源CR123Aリチウム電池 2本
発売1991年6月