短焦点側が28mmの広角域までをカバーするズームレンズを搭載し,多重露出やバルブ撮影などの多くの機能を用意したコンパクトカメラである。長焦点側が90mmまでで,当時すでに100mm以上の望遠域をカバーするコンパクトカメラが珍しくなかったなかにおいては,どちらかというとマニア好みの仕様のカメラだったと言えるだろう。実際,コンパクトカメラのレンズの焦点域は,これくらいが扱いやすくて適切だと思われる。 AFは中抜け現象の起きにくいとされるマルチAFとなっている。露出補正,夜景モード,バルブ撮影などの機能があり,絞り値の選択やマニュアル操作こそできないものの,とくに夜景撮影においての露出は,かなり意図的な調整が可能であると言える。 ここで紹介するカメラはシルバーボディだが,ブラックボディもラインアップされていた。
望遠側が90mmというのは物足りないと感じるかもしれないが,感度ISO100のフィルムを使って手持ち撮影をするなら,むしろこれくらいが扱いやすいのである。
広角側で使用すると,周辺減光が気になるようになる。
短焦点側が28mmの広角域までをカバーするズームレンズを搭載し,多重露出やバルブ撮影などの多くの機能を用意したコンパクトカメラである。長焦点側が90mmまでで,当時すでに100mm以上の望遠域をカバーするコンパクトカメラが珍しくなかったなかにおいては,どちらかというとマニア好みの仕様のカメラだったと言えるだろう。実際,コンパクトカメラのレンズの焦点域は,これくらいが扱いやすくて適切だと思われる。
AFは中抜け現象の起きにくいとされるマルチAFとなっている。露出補正,夜景モード,バルブ撮影などの機能があり,絞り値の選択やマニュアル操作こそできないものの,とくに夜景撮影においての露出は,かなり意図的な調整が可能であると言える。
ここで紹介するカメラはシルバーボディだが,ブラックボディもラインアップされていた。
PENTAX ESPIO928 (SMC-PENTAX ZOOM 28mm-90mm F3.5-9), DNP CENTURIA 100
望遠側が90mmというのは物足りないと感じるかもしれないが,感度ISO100のフィルムを使って手持ち撮影をするなら,むしろこれくらいが扱いやすいのである。
PENTAX ESPIO928 (SMC-PENTAX ZOOM 28mm-90mm F3.5-9), DNP CENTURIA 100
広角側で使用すると,周辺減光が気になるようになる。