ペンタックス

エスピオ120SWU

PENTAX / ESPIO 120SW II

 1992年6月のPENTAX ESPIOからはじまったエスピオシリーズのうち,最末期に発売された機種の1つである。日本カメラショー「カメラ総合カタログ」では,vol.119(2003年)からvol.121(2005年)まで掲載されていた。グリップ部に青色LEDを内蔵し,カメラ前面からでも合焦を確認できるようになった。ワイヤレスリモコンを使った自撮りなどのときに,役立つ機能である。これは,前モデルであるPENTAX ESPIO 120SWからの変更点である。4色のカラーバリエーションが用意されており,ここで紹介するモデルは,シルキーブルーである。
 内蔵されたズームレンズの広角側が,28oまで広がっている点が,特徴といえる。しかしながら,広角28mmでも開放F値はF5.6というもので,望遠120mmではF12.8という,まさにいわゆる「暗黒ズーム」となっている。そのかわり,ボディはすこぶるコンパクトなものにおさまっている。ファインダーの視度調整が-3から対応しているところは,個人的にとてもありがたい。


PENTAX ESPIO 120SW II, No.5542535
撮影レンズPENTAX AF ZOOM 28mm-120mm F5.6-12.8
露出調節プログラムAE,バルブ撮影可能。
ピント調節パッシブ5点AF 0.5m〜∞
内蔵フラッシュ自動発光 発光停止可能電源CR2 リチウム電池 1本
発売2002年4月