ミノルタ

トークマン

MINOLTA / AF-Sv

 フルオートコンパクトカメラ,ミノルタAF-Sに音声ガイド機能を搭載したカメラである。フィルム未装填やフラッシュの使用などを,ビープ音やランプではなく「音声」で知らせるようになっている。ガイド音声は,日本語と英語が切り替え可能。
 このカメラは,日本カメラショーのカメラ総合カタログ1984年版(vol.79)においては「ミノルタトークマンAF-Svクォーツ」として紹介されているが,ケンコー・トキナー社のウェブサイト(*1)では「ミノルタAF-Svクォーツ」(1983年6月発売)として記載されており,「トークマン」の名称は用いられていない。翌年(1984年9月)発売の「ミノルタAF-Sトークマン」ではじめて,「トークマン」の名称が用いられている。「ミノルタトークマンAF-Svクォーツ」と「ミノルタAF-Sトークマン」の機能等には差がないように見えるが,グリップの有無などデザインはかなり異なる印象を受ける。


MINOLTA AF-Sv Quartz, Body No.4012599
撮影レンズMINOLTA LENS 35mm F2.8
シャッター速度1/8〜1/625
絞りF2.8〜F17
露出調節プログラムAE
ピント調節アクティブAF 0.85m〜∞
電源単3乾電池 2本
発売1983年6月

*1 http://www.kenko-tokina.co.jp/konicaminolta/history/minolta/1980/1983.html