38mmから120mmまでのズームレンズを内蔵したカメラである。筐体は大柄に見えるが,扱いやすいサイズであると感じられる。その大柄な筐体でありながら,レンズはごく小さないわゆる「暗黒ズーム」となっており,望遠側の120mmではF12.7,広角側の38mmでもF6.7という具合である。日本カメラショー「カメラ総合カタログ」では,vol.117(2001年)に掲載がある。
発売は,2000年11月である。このころはまだ,各社ともフィルムコンパクトカメラのラインアップが充実していた。日本カメラショー「カメラ総合カタログ」vol.117では,富士フイルムだけでも,ティアラズーム,ティアラII,スーパー1200AZ,スーパー120AZ,スーパー90AZ,スマートショット・プラス,ワークレコード28,ワークレコードOP,工事カメラK-28というラインアップがあった。さらに,高級コンパクトカメラとして位置づけられる,クラッセもあった。そのほか,APSカメラのラインアップも,まだ多い。一方で,600万画素で記録されるFUJI FinePix 6800Zやデジタル一眼レフカメラFUJI FinePix S1 Proなども掲載されており,このころがちょうど,フィルムからデジタルへの潮目にあたるとみなすことができそうである。
38mmから120mmまでのズームレンズを内蔵したカメラである。筐体は大柄に見えるが,扱いやすいサイズであると感じられる。その大柄な筐体でありながら,レンズはごく小さないわゆる「暗黒ズーム」となっており,望遠側の120mmではF12.7,広角側の38mmでもF6.7という具合である。日本カメラショー「カメラ総合カタログ」では,vol.117(2001年)に掲載がある。
発売は,2000年11月である。このころはまだ,各社ともフィルムコンパクトカメラのラインアップが充実していた。日本カメラショー「カメラ総合カタログ」vol.117では,富士フイルムだけでも,ティアラズーム,ティアラII,スーパー1200AZ,スーパー120AZ,スーパー90AZ,スマートショット・プラス,ワークレコード28,ワークレコードOP,工事カメラK-28というラインアップがあった。さらに,高級コンパクトカメラとして位置づけられる,クラッセもあった。そのほか,APSカメラのラインアップも,まだ多い。一方で,600万画素で記録されるFUJI FinePix 6800Zやデジタル一眼レフカメラFUJI FinePix S1 Proなども掲載されており,このころがちょうど,フィルムからデジタルへの潮目にあたるとみなすことができそうである。