マミヤ

135EF

Mamiya / 135EF

 マミヤではじめての,フラッシュ内蔵カメラである。ピント調整は目測式だが,ファインダーは,当時の同クラスのカメラと同じようにブライトフレームを使った凝ったものになっている。これらは,その前にあった,連動距離計ファインダーのカメラのしくみを流用したものだろう。
 他社よりも遅れて登場したカメラなので,機能面で特筆すべきことはない。カメラの外観は,角が丸みを帯びており,独特の安心感があるように思われる。


Mamiya 135EF, Body No.1081130
撮影レンズMamiya-sekor 38mm F2.8 3群4枚
シャッター速度1/60, 1/125, 1/250
絞り2.8 〜 16
露出調節プログラムAE
ピント調節目測式 1m〜∞
内蔵フラッシュGN12 (ISO100)電源単3乾電池 2本
発売1979年

Mammiya 135EF (Mamiya-sekor 38mm F2.8), GOLD200

とくにクセのない,明瞭な写りをする。機械式制御シャッターの歯切れもわかりやすく,大きすぎない小さすぎないボディは,たいへん使いやすい。マミヤの35mm判カメラは,あまり市場に出回らなかったのか,入手しようと思ったときに,見つかりそうで見つからない,そんなカメラである。