Shenzhen (深セン市)のYONGNUO (永諾) が,2018年のCP+で新製品として紹介したレンズである。フィルタ径は58mmで太く感じるレンズであるが,全長は短く,いわゆるパンケーキレンズ風の印象を受ける外見をしている。また,レンズはとても軽く,小型のボディと組み合わせたときのバランスがとてもよい。軽い一方で,先にも書いたように径が太いため,大型のボディと組み合わせても,案外と似合うものである。 このレンズの外見は,キヤノンEOSの40mm F2.8レンズに似ている印象がある。また,レンズ構成はいちばん後ろに非球面レンズを置いた4群6枚構成で,この面でもキヤノンEOSの40mm F2.8レンズに似ている。
ニコンFマウント用のレンズで,レンズにモーターを内蔵したタイプのオートフォーカス用レンズである。ニッコールレンズでいうところの,AF-Sレンズ(あるいはAF-Iレンズ)に相当する機構のようであるが,オートフォーカス中にそのままマニュアルフォーカスをすることはできない。マニュアルフォーカスを使うときには,スイッチをAFからMFに切りかえる必要がある。 マニュアルフォーカスで使うとき,ニッコールレンズとピントリングを回す向きが逆になる。しかし,このレンズでは,ピントリングを回すのとは逆向きに距離指標が回るようになっている。そのため,レンズの距離指標は,ニッコールレンズと同じ向きに刻まれている。
レンズ正面に,USB端子が設けられている。この端子を通じて,ファームウェアの更新ができるようになっている。ファームウェアは,YONGNUOのWebサイトで提供されている。アップデートには,「カメラレンズ通用アップデートドライバー」をインストールしたうえで,ファームウェアを適用する。2021年4月現在,このレンズの最新ファームウェアはv1.02である。(2018年10月に購入したときから,更新されていないようである。)
ニコンのレンズのラインアップには,ライカ判一眼レフカメラ用の40mmレンズがない(APS-Cサイズ判用には,40mmレンズのラインアップがある)。そのため,興味をもったレンズである。35mmレンズでは広角すぎる,50mmレンズでは狭すぎると感じることは,少なくない。その穴を埋めることができる単焦点レンズは,貴重な存在である。
最短撮影距離が0.3mと短いので,被写体との距離を気にすることなく,そういう面でも扱いやすいレンズである。
後ろボケがやや二線ボケに感じられるものの,嫌みにはなっていない。ピントのあったところはしっかりと解像してくれるので,よほど背景が煩雑でもなければ,さほど気にならない。安価なレンズであるにもかかわらず,周辺まできっちりした像を結んでくれる,写りがよいレンズであるという印象を受ける。
YONGNUOのWebサイトでは「*こちらの商品はフイルムカメラとの互換性がありません。ご了承ください。(*2)」と案内されている。このレンズには絞りリングがないので,そのことをあらわしているのかと思い,いくつかのフィルムカメラで動作を試してみた。その結果,次のように,オートフォーカスが正常に動作しないカメラがあることが確認できた。
実際に,AF-Sレンズに対応しているボディであっても,このレンズを問題なく使えるフィルムカメラは,Nikon F80などかぎられた機種だけのようである。また,内部が古いフィルムカメラと同等なシステムになっていると思われるデジタルカメラでも,期待する動作をしないことがあることも確認できた。
なお,Nikon D1以降のデジタル一眼レフカメラでは,問題なく動作するものと思われる。
*1 ダウンロード (YONGNUO) http://www.yongnuo.jp/index.php?route=information/information&information_id=6
*2 YN40mm F2.8N 単焦点レンズ ニコン Fマウント (YONGNUO) http://www.yongnuo.jp/index.php?route=product/product&path=74_75_77&product_id=104
このレンズの外見は,キヤノンEOSの40mm F2.8レンズに似ている印象がある。また,レンズ構成はいちばん後ろに非球面レンズを置いた4群6枚構成で,この面でもキヤノンEOSの40mm F2.8レンズに似ている。
ニコンFマウント用のレンズで,レンズにモーターを内蔵したタイプのオートフォーカス用レンズである。ニッコールレンズでいうところの,AF-Sレンズ(あるいはAF-Iレンズ)に相当する機構のようであるが,オートフォーカス中にそのままマニュアルフォーカスをすることはできない。マニュアルフォーカスを使うときには,スイッチをAFからMFに切りかえる必要がある。
マニュアルフォーカスで使うとき,ニッコールレンズとピントリングを回す向きが逆になる。しかし,このレンズでは,ピントリングを回すのとは逆向きに距離指標が回るようになっている。そのため,レンズの距離指標は,ニッコールレンズと同じ向きに刻まれている。
レンズ正面に,USB端子が設けられている。この端子を通じて,ファームウェアの更新ができるようになっている。ファームウェアは,YONGNUOのWebサイトで提供されている。アップデートには,「カメラレンズ通用アップデートドライバー」をインストールしたうえで,ファームウェアを適用する。2021年4月現在,このレンズの最新ファームウェアはv1.02である。(2018年10月に購入したときから,更新されていないようである。)
Kodak DCS Pro 14n, YONGNUO YN 40mm F2.8N
ニコンのレンズのラインアップには,ライカ判一眼レフカメラ用の40mmレンズがない(APS-Cサイズ判用には,40mmレンズのラインアップがある)。そのため,興味をもったレンズである。35mmレンズでは広角すぎる,50mmレンズでは狭すぎると感じることは,少なくない。その穴を埋めることができる単焦点レンズは,貴重な存在である。
Kodak DCS Pro 14n, YONGNUO YN 40mm F2.8N
最短撮影距離が0.3mと短いので,被写体との距離を気にすることなく,そういう面でも扱いやすいレンズである。
Kodak DCS Pro 14n, YONGNUO YN 40mm F2.8N
後ろボケがやや二線ボケに感じられるものの,嫌みにはなっていない。ピントのあったところはしっかりと解像してくれるので,よほど背景が煩雑でもなければ,さほど気にならない。安価なレンズであるにもかかわらず,周辺まできっちりした像を結んでくれる,写りがよいレンズであるという印象を受ける。
YONGNUOのWebサイトでは「*こちらの商品はフイルムカメラとの互換性がありません。ご了承ください。(*2)」と案内されている。このレンズには絞りリングがないので,そのことをあらわしているのかと思い,いくつかのフィルムカメラで動作を試してみた。その結果,次のように,オートフォーカスが正常に動作しないカメラがあることが確認できた。
実際に,AF-Sレンズに対応しているボディであっても,このレンズを問題なく使えるフィルムカメラは,Nikon F80などかぎられた機種だけのようである。また,内部が古いフィルムカメラと同等なシステムになっていると思われるデジタルカメラでも,期待する動作をしないことがあることも確認できた。
なお,Nikon D1以降のデジタル一眼レフカメラでは,問題なく動作するものと思われる。
*1 ダウンロード (YONGNUO)
http://www.yongnuo.jp/index.php?route=information/information&information_id=6
*2 YN40mm F2.8N 単焦点レンズ ニコン Fマウント (YONGNUO)
http://www.yongnuo.jp/index.php?route=product/product&path=74_75_77&product_id=104