一眼レフカメラの魅力の1つに,さまざまな焦点距離のレンズに交換して撮影ができる,というものがある。連続的に焦点距離を変えて撮影ができるズームレンズは,1本で複数のレンズのかわりにすることができるので,たいへん便利である。とくに,50mmをはさんで広角側にも望遠側にも変化させることができる,いわゆる標準ズームレンズが登場してからは,カメラに最初に付属するレンズがズームレンズになる傾向がみられるようになった。 35-200mmというズームレンズが登場してからは,高倍率ズームレンズと呼ばれるものも注目されるようになった。当初の高倍率ズームレンズは,それなりに大きなものだった。しかし,1992年にタムロンから発売された28-200mmのズームレンズ(71D)はそれ以前の高倍率ズームレンズにくらべると非常にコンパクトで,さまざまな使いにくい面はあったものの,かなりのヒット商品になったようである。 そして,ここに紹介する28-300mmでは,ついにズーム比が10倍を超えるようになった。
広角側は,大きな問題はあまり目立たないようである。このクラスのズームレンズの広角側は,ピントがあわせにくいので,AFは絶対に必要だろう(そのくらいの精度で十分ならば)。
いざというときに,ここまでの望遠効果が得られるメリットは,捨てがたいものがある。古い高倍率ズーム28-200mm F3.5-5.6 (71A)とくらべても,安心して使えるように感じられる。
一眼レフカメラの魅力の1つに,さまざまな焦点距離のレンズに交換して撮影ができる,というものがある。連続的に焦点距離を変えて撮影ができるズームレンズは,1本で複数のレンズのかわりにすることができるので,たいへん便利である。とくに,50mmをはさんで広角側にも望遠側にも変化させることができる,いわゆる標準ズームレンズが登場してからは,カメラに最初に付属するレンズがズームレンズになる傾向がみられるようになった。
35-200mmというズームレンズが登場してからは,高倍率ズームレンズと呼ばれるものも注目されるようになった。当初の高倍率ズームレンズは,それなりに大きなものだった。しかし,1992年にタムロンから発売された28-200mmのズームレンズ(71D)はそれ以前の高倍率ズームレンズにくらべると非常にコンパクトで,さまざまな使いにくい面はあったものの,かなりのヒット商品になったようである。
そして,ここに紹介する28-300mmでは,ついにズーム比が10倍を超えるようになった。
MINOLTA α-8700i, TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 LD Aspherical IF MACRO, DNP CENTURIA100
広角側は,大きな問題はあまり目立たないようである。このクラスのズームレンズの広角側は,ピントがあわせにくいので,AFは絶対に必要だろう(そのくらいの精度で十分ならば)。
MINOLTA α-8700i, TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 LD Aspherical IF MACRO, DNP CENTURIA100
いざというときに,ここまでの望遠効果が得られるメリットは,捨てがたいものがある。古い高倍率ズーム28-200mm F3.5-5.6 (71A)とくらべても,安心して使えるように感じられる。