シグマから50mmのマクロレンズ(接写に対応したレンズ)は,何種類か発売されている。これは,そのなかでさいしょに発売されたオートフォーカス用のレンズである。日本カメラショー「カメラ総合カタログ」では,vol.93(1988年9月)には,マニュアルフォーカスの90mm F2.8 Macroの掲載があり,vol.96-2(1989年10月)では,オートフォーカス用の90mm F2.8 Macroが追加されている。そして,vol.97ではマニュアルフォーカスとオートフォーカスの50mm F2.8 Macroも掲載されるようになっている。ただし,このときのAF 50mm F2.8 Macroが対応しているマウントは,ミノルタ用とニコン用の2種類だけであった。キヤノン用にも対応することが記載されるのは,vol.99(1990年9月)からとなる。
このレンズの最短撮影距離は0.19mで,撮影倍率は最大1:1である。いわゆる,等倍マクロである。 このレンズは,キヤノンEOSのデジタル一眼レフカメラに装着して使うとき,(初期の一部機種を除いて)絞りが使えない。開放以外の絞りで撮影しようとすると,レリーズしたときにエラーとなる。 これは,このころの古いシグマのレンズに共通するもので,同時代のほかのレンズでも見られる現象である。
シグマから50mmのマクロレンズ(接写に対応したレンズ)は,何種類か発売されている。これは,そのなかでさいしょに発売されたオートフォーカス用のレンズである。日本カメラショー「カメラ総合カタログ」では,vol.93(1988年9月)には,マニュアルフォーカスの90mm F2.8 Macroの掲載があり,vol.96-2(1989年10月)では,オートフォーカス用の90mm F2.8 Macroが追加されている。そして,vol.97ではマニュアルフォーカスとオートフォーカスの50mm F2.8 Macroも掲載されるようになっている。ただし,このときのAF 50mm F2.8 Macroが対応しているマウントは,ミノルタ用とニコン用の2種類だけであった。キヤノン用にも対応することが記載されるのは,vol.99(1990年9月)からとなる。
このレンズの最短撮影距離は0.19mで,撮影倍率は最大1:1である。いわゆる,等倍マクロである。
このレンズは,キヤノンEOSのデジタル一眼レフカメラに装着して使うとき,(初期の一部機種を除いて)絞りが使えない。開放以外の絞りで撮影しようとすると,レリーズしたときにエラーとなる。
これは,このころの古いシグマのレンズに共通するもので,同時代のほかのレンズでも見られる現象である。