京セラ

AF 35-70mm F3.3-4.5

KYOCERA / AF 35-70mm F3.3-4.5

 京セラAF一眼レフカメラ「Let's」シリーズ用標準ズームレンズとして発売されたレンズである。ボディに装着したとき,ピントや焦点距離の指標が,12時の位置ではなく少しずれた10時あたりの位置にくるようになっている。一見しておかしく見えるが,京セラ230AFや210AFの特徴である「ペンタフラッシュ」をつけた状態であらためて眺めてみると,大きく張りだしたペンタフラッシュを避けて,少しずれた位置にくるようになっていることが理解できるだろう。京セラAFマウントは,ヤシカML(ヤシカ/コンタックス)マウントとの互換性がない,独自の形式である。

KYOCERA AF 35-70mm F3.3-4.5, No.F6023830
焦点距離35-70mm 口径比3.3-4.5
レンズ構成7群8枚
マウント京セラAFマウント
発売1986年

KYOCERA 210AF, KYOCERA AF 35-70mm F3.3-4.5, DNP CENTURIA100

標準ズームレンズとして,とくに問題のない1本であると言える。