日本カメラショー「カメラ総合カタログ」では,vol.114 (1998年)で,MZシリーズが一気に2機種から6機種に増えている。MZ-50はシリーズの最廉価モデルとして位置づけられており,vol.117 (2001年)まで掲載がある。前年に発売されたPENTAX MZ-10でとりいれられたオートピクチャーモードは割愛され,測光の分割数や測距点の数も削減されるなど,簡略化がおおいにすすめられている。とくに,絞りリングにAポジションのないレンズ(Kレンズ,Mレンズ)が使用できなくなったことからは,古くからの中級以上のユーザは対象ではなく,あらたなる初心者ユーザにターゲットを絞ったものと考えられる。
日本カメラショー「カメラ総合カタログ」では,vol.114 (1998年)で,MZシリーズが一気に2機種から6機種に増えている。MZ-50はシリーズの最廉価モデルとして位置づけられており,vol.117 (2001年)まで掲載がある。前年に発売されたPENTAX MZ-10でとりいれられたオートピクチャーモードは割愛され,測光の分割数や測距点の数も削減されるなど,簡略化がおおいにすすめられている。とくに,絞りリングにAポジションのないレンズ(Kレンズ,Mレンズ)が使用できなくなったことからは,古くからの中級以上のユーザは対象ではなく,あらたなる初心者ユーザにターゲットを絞ったものと考えられる。