ソニー

マビカ MVC-A10

SONY / MVC-A10

 マビカ(SONY MVC-C1)の後継機。レンズにマクロ撮影モードが追加され,音声記録もできるようになった。バッテリーはMVC-C1と共用できるが,撮影した画像や音声を再生したり消去したりするための再生アダプタはMAP-T2であり,MVC-C1用のMAP-T1とは異なる。

SONY MVC-A10, Body No.14059
撮像素子タイプ2/3型 MOS 撮像素子画素数28万画素
記録画素数ハイバンドビデオ仕様
撮影レンズ15mm F2.8
露出調整中央部重点測光
プログラムAE シャッター速度 1/60〜1/500秒
ピント調節固定焦点(1.5m〜∞)
フラッシュGN11 (ISO100・m)
記録メディア2インチフロッピーディスク
電源専用バッテリーパックBP-C1 (6V)
発売1989年頃?

SONY MVC-A10

SONY MVC-A10

SONY MVC-A10

ピントもあまく全体として残念な画質であるが,現像やプリントなどのプロセスを経ずに使える画像が得られたり,それを電話回線等で伝送できたりすることは,当時としては画期的なできごとだっただろう。

再生アダプタMAP-T2がないので,撮影した画像は,富士フイルムから発売されていた「TVフォトプレーヤ P3」で再生した。再生した画像をディジタルビデオカメラに録画し,それをキャプチャしている。再生アダプタを利用して再生し,ビデオキャプチャボードを内蔵したパソコンでダイレクトに取りこめば,もう少しマシな画像になったかもしれない。