ミノルタ

ハイマチックAF

MINOLTA / Hi-matic AF

 ミノルタがはじめて発売した,オートフォーカスカメラである。「ハイマチック」は,1961年に発売したミノルタ「ハイマチック」以来,レンズシャッター式カメラで使われ続けている名称である。以前のハイマチックでは,たとえばMINOLTA Hi-matic 7のROKKOR-PF 45mm F1.8のように大口径のロッコールレンズを搭載するものもあったが,このカメラにはROKKOR 38mm F2.8という平凡な仕様のレンズが搭載されている。なお,Hi-matic名称はこの後もまだ使われるが,ROKKOR銘をもつレンズを搭載するのは,1996年に発売されたMINOLTA TC-1を除き,このMINOLTA Hi-matic AFがさいごとなった。日本カメラショー「カメラ総合カタログ」では,1980年版,1981年版に記載が見られる。1982年版では,すべて大文字の新「MINOLTA」ロゴでレンズ銘が「MINOLTA LENS」のMINOLTA Hi-matic AF2にモデルチェンジされている。


MINOLTA Hi-matic AF, Body No.366812
撮影レンズROKKOR 38mm F2.8
シャッター速度
絞り
露出調節プログラムAE
ピント調節アクティブAF 0.85m〜∞
電源単3乾電池 2本
発売1979年9月