コニカARシリーズ一眼レフカメラ用に発売された標準レンズの1つで,Konica New FTAと同じ時期から発売されている。 コニカの一眼レフカメラは,初期のFシリーズと,シャッター速度優先AEに対応したARシリーズとに大別できる。両者に,レンズの互換性はない。ARシリーズの一眼レフカメラとしてさいしょの機種は,世界初のAE一眼レフカメラを称するKonica AUTOREXである。このときに用意されていた標準レンズとして,日本カメラショー「カメラ総合カタログ」vol.25 (1966年)に掲載されているものは,HEXANON 52mm F1.8であった。その後,露出計がTTL化されたKonica FTAが発売された時期には,HEXANON 57mm F1.4が追加されている。 その後,Konica New FTAが発売された時期には,レンズ銘に「AR」が付加されるようになった。日本カメラショー「カメラ総合カタログ」vol.41 (1971年)には,3種類の標準レンズが掲載されている。そのうちの1つが,ここで紹介するHEXANON AR 50mm F1.7である。このレンズは,日本カメラショー「カメラ総合カタログ」vol.84 (1985年)までは掲載が見られるが,vol.85 (1986年)では掲載がなくなっている。 コニカARシリーズ用の標準レンズとしては,この後,Konica FS-1が発売された時期にHEXANON AR 40mm F1.8が追加されている。
近くにあるものを,適度に絞ってふつうに撮ったとき,やや硬調な写りに感じられる。
遠景の描写もしっかりしている。50mm F1.7〜F1.8クラスのレンズに「はずれ」なし,ということだろうか。
ふつうの距離では硬調に感じられる写りだったが,至近距離でのボケぐあいに,嫌味は感じられない。
コニカARシリーズ一眼レフカメラ用に発売された標準レンズの1つで,Konica New FTAと同じ時期から発売されている。
コニカの一眼レフカメラは,初期のFシリーズと,シャッター速度優先AEに対応したARシリーズとに大別できる。両者に,レンズの互換性はない。ARシリーズの一眼レフカメラとしてさいしょの機種は,世界初のAE一眼レフカメラを称するKonica AUTOREXである。このときに用意されていた標準レンズとして,日本カメラショー「カメラ総合カタログ」vol.25 (1966年)に掲載されているものは,HEXANON 52mm F1.8であった。その後,露出計がTTL化されたKonica FTAが発売された時期には,HEXANON 57mm F1.4が追加されている。
その後,Konica New FTAが発売された時期には,レンズ銘に「AR」が付加されるようになった。日本カメラショー「カメラ総合カタログ」vol.41 (1971年)には,3種類の標準レンズが掲載されている。そのうちの1つが,ここで紹介するHEXANON AR 50mm F1.7である。このレンズは,日本カメラショー「カメラ総合カタログ」vol.84 (1985年)までは掲載が見られるが,vol.85 (1986年)では掲載がなくなっている。
コニカARシリーズ用の標準レンズとしては,この後,Konica FS-1が発売された時期にHEXANON AR 40mm F1.8が追加されている。
Konica Acom-1, HEXANON AR 50mm F1.7, Konica 100
近くにあるものを,適度に絞ってふつうに撮ったとき,やや硬調な写りに感じられる。
Konica Acom-1, HEXANON AR 50mm F1.7, Konica 100
遠景の描写もしっかりしている。50mm F1.7〜F1.8クラスのレンズに「はずれ」なし,ということだろうか。
Konica Acom-1, HEXANON AR 50mm F1.7, Konica 100
ふつうの距離では硬調に感じられる写りだったが,至近距離でのボケぐあいに,嫌味は感じられない。