当時の最上位モデルEOS-1に次ぐ,上位モデルとして発売された。5つの測距点が水平方向に並んでおり,これを「見つめる」ことで任意の測距点を選択できる「視線入力」機能を世界ではじめて実現したとされる。「視線入力」は撮影者ごとに登録する必要があり,5つまで登録できるようになっている。ただし,カメラを縦位置に構えたときには,「視線入力」はあまりうまく動作しないようだ。もちろん,ダイアルを使って任意の測距点を選択することも可能である。 「視線入力」が大きなポイントのカメラだが,シャッター速度の最高速は1/8000秒で,1/200秒でX接点のフラッシュに同調するなど基本性能も,前モデルのEOS10にくらべて高いものになっている。
当時の最上位モデルEOS-1に次ぐ,上位モデルとして発売された。5つの測距点が水平方向に並んでおり,これを「見つめる」ことで任意の測距点を選択できる「視線入力」機能を世界ではじめて実現したとされる。「視線入力」は撮影者ごとに登録する必要があり,5つまで登録できるようになっている。ただし,カメラを縦位置に構えたときには,「視線入力」はあまりうまく動作しないようだ。もちろん,ダイアルを使って任意の測距点を選択することも可能である。
「視線入力」が大きなポイントのカメラだが,シャッター速度の最高速は1/8000秒で,1/200秒でX接点のフラッシュに同調するなど基本性能も,前モデルのEOS10にくらべて高いものになっている。