ニコン

ニッコールSオート 5.8cm F1.4

Nikon / NIKKOR-S AUTO 5.8cm F1.4

 ニコンF用として,はじめてのF1.4の大口径標準レンズである。F1.4の標準レンズの焦点距離が50mmになるのは,1962年発売のNIKKOR-S AUTO 50mm F1.4からになる。

NIKKOR-S Auto 5.8cm F1.4, No.153347
焦点距離58mm 口径比1.4
レンズ構成6群7枚
マウントニコンF カニ爪あり
発売1960年3月発売

Nikon F3, NIKKOR-S AUTO 5.8cm F1.4, EB

やや長めの焦点距離のせいか,落ちついた印象を与えてくれるレンズである。

Kodak DCS 460, NIKKOR-S AUTO 5.8cm F1.4, K1 ring

接写リングを併用して,本来の最短撮影距離よりも至近から撮影する。ほどよくフレアが目立ち,やさしい印象に写すことができた。

Kodak DCS 460, NIKKOR-S AUTO 5.8cm F1.4, K1 ring

F1.4という明るさにより,高速シャッターで水しぶきが止められる。