第1展示室(6)

フォールディングカメラ・スプリングカメラ

folding cameras and spring cameras

中判カメラの魅力

 中判カメラとは,幅約6cmの一般にブローニータイプとよばれるフィルム(120/220)を使うカメラをさす。中判の魅力は,なんといってもその画面の大きさである。ポジであれば,伸ばさなくてもそのまま十分に鑑賞することもできる。さらに,大伸ばしに有利であるとは,よく言われることである。また,1本のフィルムで撮影できるコマ数も手ごろである。中判を使うようになると,35mm判の小さなポジをルーペで鑑賞する気など,どこかへ消え失せてしまうことだろう。中判カメラに使われるフィルムは,裏紙つきの120フィルムと,裏紙がなく倍の枚数が撮影できる220フィルムがある。

折りたためばコンパクト

 裏紙つきの120フィルムは古くからあるが,カメラも近代的なものからクラシカルなものまで,さまざまなものがある。蛇腹を使った折たたみ式のカメラはフォールディングカメラとよばれ,画面サイズが大きいにもかかわらず,極めて小型で携帯性に優れている。カメラを開いて撮影態勢をとるとき,ボタンを押すとスプリング(バネ)の力で自動的に組みあがるようなしくみのものは,とくにスプリングカメラとよばれる。スプリングカメラには35mm判のものもあるが,やはり開けば大画面,たためばコンパクトな中判カメラこそ,似合っているといえるだろう。

マミヤシックスK型

Mamiya / Mamiya-Six K

(6x6, 6x4.5)


マミヤシックスV型

Mamiya / Mamiya-Six V

(6x6, 6x4.5)


セミレオタックス

SOW / SEMI LEOTAX

(6x4.5)


ウェルタ ペルレ

Welta / Perle

(6x4.5)


コレレ

Franz Kochman / Korelle

(6x4.5)


セミネッター (515)

Zeiss Ikon / NETTAR (515)

(6x4.5)


No.1 ポケット コダック ジュニア

Kodak / No.1 Pocket Kodak Junior

(6x9)


イコンタ (520/2)

Zeiss Ikon / IKONTA (520/2)

(6x9)



<参考>小型カメラでもスプリングカメラ

 35mmフィルムやベストフィルムなどを使用する小型カメラにも,スプリングカメラとよばれるタイプのカメラがあった。そもそもコンパクトさが特徴の小型カメラが,折りたたみ式のスタイルを採用することで,さらに小型さを追求していったのである。

コダック レチナ1a

 (第3展示室に移動します。)

KODAK Retina 1a


アグフア カラート3.5

 (第6展示室に移動します。)

AGFA Karat3.5


六櫻社 ベビーパール

 (第6展示室に移動します。)

Rokuoh-sha Baby Pearl